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竹は切っても終わらない
― 放置竹林と地下茎の話
「去年切ったのに、また同じところから生えてきた」——竹で必ず起きることです。竹は種ではなく地下茎で増えます。地上に見えている何十本もの竹が、地面の下では1本につながっていることも珍しくありません。だから「1本いくら」で考えると、いつまでも終わりません。
木と竹は、別の問題です
| 木 | 竹 | |
|---|---|---|
| 増え方 | 種・実生 | 地下茎で横に広がる |
| 切った後 | 切り株が残るが増えない | 地下茎が生きていれば翌春また出る |
| 成長速度 | 年単位 | 1シーズンで一気に伸びる |
| 考え方 | 1本ずつの問題 | 面の問題 |
竹の伐採は「駆除」に近い作業です。地上部を切るだけなら安く済みますが、それは翌年また同じ費用を払うことを意味します。地下茎まで処理するか、毎年刈るかを最初に決めてください。
秦野市で竹が問題になりやすい理由
秦野市は市域の約52%を森林が占める地域です(秦野市公表)。里山と住宅地が接している場所が多く、かつて筍を採るために植えられた竹林が管理されなくなり、そのまま宅地の際まで広がってくる——という構図が起きやすい地形です。
- 隣接する竹林から地下茎が敷地内に侵入してくる
- 斜面の竹は根が浅く、大雨で表層崩壊を起こしやすいと指摘されています
- 密生すると日が入らず、他の植物が育たなくなる
- 枯れた竹が倒れ、フェンスや建物を傷める
3つの選択肢
| 方法 | 内容 | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 地上部を刈る | 毎年〜隔年で伐採を繰り返す | 本数が少ない/予算を分散したい |
| 地下茎ごと除去 | 重機で掘り起こす | 宅地化・駐車場化など、根本解決が必要 |
| 侵入を止める | 境界に遮根シート等を埋設 | 隣地の竹林が原因で、こちら側だけ守りたい |
「1年で終わらせたい」のか「毎年少しずつ」なのかを、見積を頼む前に決めてください。ここが曖昧なまま相見積を取っても、業者ごとに前提が違う金額が並ぶだけで比較になりません。
自分で切るときの注意
- 竹はしなって跳ね返ります——倒れる方向が読みにくく、事故が多い植物です
- 切り口が斜めに残ると槍のように危険です。地際で水平に切ってください
- 斜面・住宅の近く・本数が多い場合は、自力での作業は避けてください
- 切った竹は中空でかさばるため、処分の量が想像より多くなります
竹は「面」で見積を取る
本数ではなく、面積と地下茎の処理方針で金額が変わります。まず現地を見た無料見積で、今年だけの費用か、来年も続く費用かを確かめてください(東証上場企業運営・24時間受付)。
無料で伐採の見積を依頼する1本5,000円〜・見積後の追加料金なし切ったあとの処理は → 抜根・整地・処分の費用
よくある質問
竹は普通の木より伐採が難しいのですか?
切ること自体は難しくありませんが、地下茎で広がるため「切っても終わらない」のが竹の厄介なところです。地上部を切っても地下茎が生きていれば翌春にまた出てきます。1本の問題ではなく面の問題になります。
竹が隣の敷地から入ってきています。
地下茎から生えた竹が自分の敷地に生えていれば、その竹はご自身の土地に生えている竹です。越境した根は民法233条4項により自分で切り取れます。ただし根本的な解決には竹林側の管理が必要なので、所有者との話し合いが要ります。
竹の伐採に秦野市の補助金は使えますか?
危険木伐採等補助事業の対象は「胸高直径20cm以上かつ樹高5m以上」などの要件があり、一般的な竹(モウソウチクでも直径20cm級は稀)はこの直径要件を満たさないことが多いと考えられます。対象になるかは必ず市の担当課へご確認ください。
自分で切ってはいけませんか?
少数なら可能ですが、竹は倒れる方向が読みにくく、しなって跳ね返るため事故が起きやすい植物です。斜面や住宅に近い場所、本数が多い場合は業者に依頼してください。
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根拠:秦野市「未来につなぐ秦野の森林」(市域の約52%が森林)/民法233条/秦野市「危険木伐採等補助事業」